Apr
29
2006

上田義彦写真展 「 at Home 」

ギリギリセーフ!ということで、上田氏の写真展に行ってきました。
あの落ち着いたトーンはデジタル出力でも健在で、
柔らかく懐かしい雰囲気は、古典プリントを髣髴させる。

「光をあてない」という考え
写真家ラルフ・ギブソンに「あなたはなぜライティングをするのだ?」と聞かれたことがあります。
「俺はライティングなんて絶対しない。自分はどこどこの何時何分の光が一番きれいなのかを知っている。もし自分がポートレートを撮るなら、そこに行って撮る。」と言うんですね。

?僕は、照明機材を使ったとしても、光をあてているのではなく、光のある環境をつくる。その中の光で被写体の存在までを含めて写せるような場所を探す。

?僕はただただ光を忘れて、そのものの生き生きとした感じを見て、ドキドキしているだけなんですね。でも結果、その時の光は、なくてはならない、絶対に揺るぎのない、動かしがたい必然なのです。
そして、その時、写真はその「生命感」を写しとることができるのだと信じています。

(上田義彦インタビュー「人物ライティング 玄光社」より抜粋)

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