ずっと待ってた、古屋誠一氏のメモワール展。
オリジナルを見るのは今回が初めてなので、とてもとても楽しみにしてた。
最初に目に入ったのが「光明」と題した息子さんを中心とした展示で、
生まれたばかりの息子を抱くクリスティーネの写真を見て涙がポロリ。
同じ子を持つ母として、今までとは違った感情が湧き上がってきた。
彼女は何を思い、何にに苦しみ、何を求めていたのか。
精神の病に冒されていた彼女が自殺するまでの写真から感じ取るしかない。
少しでも作品に近づきたい、理解したいという思いから、
クリスティーネの手記が載せられた「Memoires 1983」を手に入れ、
写真と照らし合わせながら彼女の手記を読んだ。
写真美術館のカタログも、一味違った編集でとても良かったので購入。
古屋氏の写真は写真集で何度も見たことがあったけれど、
編集の仕方でここまで変わるのかーって位、今回の展示は新鮮な印象だった。
編集や見せ方の大切さを改めて痛感した次第。
古屋氏の前に展示されていた森村泰昌展・なにものかへのレクイエムも見に行ったので、ここに書きたかったのだけど、毎日がてんやわんやで書けずにここまで来てしまいました・・・。もちろん、こちらもかなり見ごたえがあり、圧倒的な量と質で鑑賞後はかなり疲れました。
※下にある写真集のリンク「Memoires.―1984-1987」は彼の最新写真集です。
今月号のコマフォトの特集は、タイトルの通り。アートな写真とアートじゃない写真の違いは何か。漠然と何となく分かる気がしても、定義付けるとなるとなかなか難しい。今回の特集は、そんなモヤモヤした気持ちを払拭してくれます。(ついでに私が制作に関わったサイトも紹介されてます。)
特に、私も以前ワークショップに参加したブリッツインターナショナルの福川さんのインタビューは必読です。
例えば、作家個人が撮影している「パーソナルワーク」と「アート写真」について、仕事以外で撮っているプライベートな写真=アートではないことなど、分かりやすく説明してくれています。
作品を制作している人や、制作に詰まっている人は目から鱗が落ちるかも。
「売れる「アート写真」のポイントはどこにあるのでしょうか。」
4つのポイントがあります。
- ビジュアルが良いか
- テクニックがあるか
- 心が動くかどうか
- コンセプトやテーマがあるかどうか
・・・この4つを駆使して、観る側とコミュニケーションがとれる作品を「アート写真」と呼ぶわけです。
コマーシャル・フォト2007/5より
今日から私の写真展が始まります。
写真展「THE ROAD TO YOU」? きみに会いにゆく旅?
会場:「ギャラリー ユイット」
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-20-8 TOPS HOUSE-8F TEL:03-3354-6808
日時:2006年4月19日(水)?5月2日(火)
時間:13:30?23:00(無休) 最終日は17:30まで
展示内容:きみに会いにゆく旅の途中で見つけた暖かくやさしい風景。ゆっくりとした時間の流れをお楽しみ下さい。カラープリント半切 約20点 在廊予定日:5/1,2日 夕方以降
夜遅くまで開いていますので、仕事帰りでも間に合います!隣はとても雰囲気の良いカフェとなっていますので、お友達を誘ってお茶するのもいいですね。
展示作品は販売いたします。アクリル加工/2枚で1組の組み写真ですが、
単品(バラ)でも、別の組み合わせでも購入可能です。
また、展示の他にも手焼きのモノクロ作品等も置いてありますので、興味ある方はご覧下さい。
※WEB上にある写真はサンプルのようなものです。生のプリントをこの機会に是非!
夕方以降奥のカフェでひっそり座っているかもしれないので、スタッフに聞いてみてくださいな。
土日は混んでいるので、静かに見たい方は平日がおススメです。