Dec
04
2008

死海へゆく

死海といえば、イスラエルを代表する観光名所のひとつ。「ん?イスラエル?それどこにあんの?」っていう人も、死海と聞けば「新聞を読みながらプカプカ浮くやつ」でピンとくる人も多いはず。学校の教科書にも確か写真が載っていたと思います。

ガイドブックによると、死海は世界で最も低地にある塩水湖で、ヨルダンとの国境に位置しています。上の写真で対岸にうっすらと見える山がヨルダンです。死海の塩分が高い理由は、「ヨルダン川から流入する水の出口がなく、死海でたまった水を強烈な太陽光線がどんどん水を蒸発させ、水中の塩分が濃縮されてしまうから(地球の歩き方より抜粋)」だそうです。死海のその他の情報はこちらへ
※以下サムネール写真はクリックで拡大します。

バスチケット売り場

ウチから死海までのバスの乗り換えは3回。ウチ→(20分弱)→テルアヴィヴ セントラルバスステーション→(約1時間)→エルサレム→(約2時間)→死海というルートでした。
バス待ち時間も計算すると、、、結構長い。

セントラルバスステーション

エチオピア系が多いバス。どこへゆく?

セントラルバスステーションにはカフェや服飾・雑貨店などが入っているので、散歩しながら時間を潰せます。(店はあんまセンスないけど。。。)いつ行っても兵役の若人がいっぱい。
兵士萌え?(*´Д`)ノ

セントラルバスステーション

乾燥してます。リップ塗っても唇バリバリ。

エルサレムから死海へのバスは混んでいて、皆席を取ろうと必死。※指定席ではありません。バスの扉が開くと、、横入り当たり前、後ろから押されるわ荷物邪魔だと文句言われるわ、本当に自分のことしか考えていない乗客のモラルの低さにちょっと(ホントはちょっとじゃないけど)腹が立つ。気を取り直して外の景色を楽しむことに。左の写真のような風景がずっと続きます。途中で村(?)やほこらっぽい形をしたもの(なんだろあれ?)、立派な角を持つ野やぎの姿が目に入ってきて、まるでドラクエみたい。。。因みに今回「ロトの妻の塩柱」には行ってません。

今回泊まったホテル

崖崩れしませんように。。。

岩山のふもとに建つ、今回泊まったホテル。ホテルには死海風プール(死海から引っ張ってきてるのかどうかは不明)があり、ジムやサウナなども完備。プールを覗いてみると。。。年寄り率高っ。見事に老人だらけでした。プールにしばらく入ると、体中がチクチクと痒くなってくるのだけど、恐らく死海より塩の濃度が高いと思われる。ぬるぬる感や刺激もこっちの方が強かった。

ホテル周辺

今まで見た中で一番ワイルドなマック。

ホテル周辺は、マックやアロマカフェ、シュワルマがあるくらいで、食はホテルで楽しんだ方が良さそう。死海商品(泥や塩系)の店もたくさんあるけれど、ここじゃなくても買えるしね。。。
やはりここでは、純粋に死海と自然と遺跡をゆっくりと楽しむべし。

バス停

バス停。バスはちゃんと来るよ。

マーケット

マーケットでショッピング。


マーケット

水冷たすぎて軽く罰ゲーム。。。

死海からの眺め。
皮膚の治療で来ている人も多く、ホテル代など保険がきくという。ホントかな?
傷口があるとメッチャしみます。
粘膜が薄い○秘なところも要注意。。。

海底

初めはゆっくり入りましょう。

水の透明度は高い。地面が塩で覆われているので、裸足で勢いよく歩くとかなり痛いです(←やっちまった)。みんなそろ?りそろ?りと歩いてる。気候は暖かかったけど、時折ふく風は少しひんやりとしていて、海水も思ったより冷たく、つかるのにはかなり勇気がいりました。みんなは全然平気なんだよなぁ。私が寒がりなだけ?

海水

水、しょっぺぇ??!

←水中のこの「うにょうにょ」、見えるでしょうか。
塩がいかに高濃度かが分かります。
wikiによると、「海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海は30%の濃度を有する。1リットルあたりの塩分量は230gから270gで、湖底では300gを超える」のだそうだ。

プカプカ

やっぱりこういう形で浮くしかない

周辺の眺め

周辺の眺め。太陽がじりじり。


上の写真はホテルからの眺め。
な?んにもしないでの?んびりとプカプカ浮いて。
「ちょっと生活に疲れたからここらで一息つこうか、ツアー」だった今回の死海の旅。頭空っぽにしてきました。イスラエル国内は結構旅したので(もう飽き気味。。)、今度は日本より近くなったヨーロッパへ足を伸ばしてみたいです。

あ、因みに肌がつるつるになったかというと。。。
残念ながら私にはあまり効果がなかったようです。(泥は未使用。年齢か。。。)
超敏感肌なのでかゆくてかゆくて、ホテルのプールでは肌が真っ赤になってしまいました。

★死海周辺で撮った写真は「The Dead Sea」というタイトルでこちらにUPしました

おしまい。

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