絵画のアーカイブ
10月
30
2008

前に海外のアート系雑誌を読んでいて目に留まったBarry Mastellerという画家Boulevardというシリーズの中の1枚を見て、「ああ、これだ!」と思った。心を打つ作品に出会ったとき、ああ、これだ! 同じだ!って思う。何が同じでどれがそれなのかはっきりと分からないけど、何か「確信」のようなものを感じるのだ。

ART WORKSでのインタビューによると、両親が離婚し孤独な少年時代を過ごした彼は、むなしさをドラッグで埋めていた。薬で捕まった後California Youth Authorityに送られ、そこで絵画と出会い人生が変わったという。文字通り、絵が彼の人生を救ったのであった。

彼は風景を中心に描いているけど、私は都市を描いたBoulevardシリーズが一番好き。以下、このシリーズについての記事の抜粋。

The paintings are all views from hotel windows in the early morning hours. Tension and tranquility share space on the same canvas, and Masteller likes it that way.

“You think of traditional landscapes as being something peaceful and the city as something violent, but the landscape is equally violent in its own right, and the city can be equally as peaceful. You go out on 57th Street or Park Avenue at 3 a.m. and you don’t see a car. You don’t see a person. It would be just like being out in the forest. It’s fantastic.”
ART WORKS - BARRY MASTELLERより

3AM。。。
何か不思議な力というか空気を感じる時間帯である。何なんだろうね、あれは。

8月
22
2008

Tim Eitel : A Stage

- Tim Eitel :art-magazine.de
- Tim Eitel: Center of Gravity
- Tim Eitel :Saint Louis Art Museum

1971年ドイツ生まれ・ベルリン在住の画家。
哲学、ファインアート、ペインティングを学ぶ。
2000年頃から作品を発表し始めているようです。
Hopper以来の衝撃!!是非画集を手に入れたいです。

- Tim Eitelの画像検索

仕事で関わっているサイトでも扱っている森村氏の作品は、正直「分からなかった」。作品を目の前にしても、「美しさ」を見出せなかったのだ。それは、森村氏のバックグラウンドや哲学について詳しく知らなかったのと、自分の中での「美しさとは何ぞや」みたいのが、とても曖昧だったからかもしれない。

しかーし。
この本を読んで、この2つが徐々に明らかになり、
私が勝手に決め付けていた「自分好みではない」作品、
すなわち彼の作品の見方が180度変わり、
今ではとても大好きな作品になりました。

この本は、中・高生向けにやさしく書かれていますが、
分かりにくアートの世界だからこそ、
大人にも読んでもらいたい一冊です。
ワタクシは個人的には、何度も胸撃ち抜かれました。
何度も読み返したい本です。
理論社の他のよりみちパンセシリーズも興味深い。

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