Sep
14
2008

土曜日のセントラル・バスステーション

「土曜日のセントラル・バスステーション近辺は、アジア系のお店がたくさん開いているわよ。」と学校の先生がのたまっていたので、期待しながらも重い腰を上げて行ってみた。なぜ腰が重いかというと、土曜日はバスがお休みなのだ。車がないのでこのくそ暑い中人一人いない道路をてくてくとひたすら歩くこと50分(!)。前方に現れた公園には、アジア系(フィリピン・中国・インドと思われる)とアフリカ系の人々が集まっていて、何やら異様な雰囲気(に感じた)につつまれていた。皆何をすることもなく、芝生の上に座って歓談している。(人種のグループはきっぱりと分かれいる。)

kingdom of pork

公園を通ってバスステーションの方へ歩いていくと、、、20人位のインド人が集まって立ち話をしていた。そこを横切り進んでいくと、、、あった!先生の言っていた「Kingdom of pork」が!

店員もお客さんも中国人のようで、「何人か?中国人か?」と聞かれ、「いいえ、私は日本から来ましたが(何か?)。」と答えると、隣の客数人に穴が開くくらい凝視された。これ、いかにもアジア的なシーンだけれど、その視線に負けじとこちらも肉を真剣に見定める。が、豚肉があまりにも生々しかったのと中国人の視線に負け、立ち去ることに。。。

ayashige

見るからに怪しい・・・

バスステーション自体は土曜日は閉まっている。駅の向かいから反対方向に伸びる道には、アジア系の食品屋や怪しげなお店、中国人の男性しか集まっていないカフェ(?)、アフリカ系専門の散髪屋、インド系インターネット&食材屋、魚屋などが並んでいて、道端には男たちがうんこ座りをしている。女一人ではちょっと歩きにくい場所だわね。。。

dragon

アジアの方達がたむろってます。

もともとこの周辺は低所得層や外国人労働者が多く住んでいて、街自体が殺伐とした雰囲気なのだが、イスラエルの別の一面を垣間見ることができる。こういった外国人労働者もイスラエルという国を支えているという事実、忘れちゃいかんですな。

dragon

アジア系の調味料はとりあえず揃う。日本食セクションは、醤油、みりん、だしの素、紅しょうが(この辺は普通のスーパーでも売ってる)、そば、何故か柿の種などが置かれていた。もうちょっとタイの食材があったらいいのになぁ。。。意外と少ない。

fish

魚の出生と名前がよく分からないのでちょっと不安。うなぎらしきものも見かけたけど、らしきものだからうなぎがどうかは謎。試してみる勇気はありません。

帰りは「monit sherut」という10人位が乗れる中型タクシー(土曜日は6.50シェケル)に乗って帰りました。何だかひどく疲れました。。。

※バスステーションは新・旧と2つありますが、今回訪れたのは「新」の方です。

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