先日職場で、写真家・森村泰昌氏の超巨大なある作品を目にすることができた。
値段も大きさにもびっくり。
日本の家屋は狭いので、美術館レベルの作品は置くのは難しいのだけど、
買える人はやっぱりいるんだなぁ。
写真を売ることはあっても、買ったことがない私。
実はどうしようか悩んでいる作品がある。。。
カメラ一台買えてしまう値段。どうしようか。
* * *
国立近代美術館に行ってきた。
お目当ての作品は、スティーグリッツによるジョージア・オキーフの肖像(没後寄贈された)だったのだけど
同時に開かれていたモダン・パラダイス展でも写真が幾つか展示されていたので、こちらも見ることにした。
やっぱり、オキーフ!艶かしくて、つややかで、大人の女性の質感が見事に写しだされている。
妻や家族を写した上田義彦氏のat Homeというシリーズがあるのですが、
同じようなトーン・匂いを感じる。(写真展もやってましたね。)
モダン・パラダイス展で展示されていた写真家は、
スティーグリッツ、山中信夫、杉本博司、石元泰博、松江泰治、金村修、石内都、ハリー・キャラハン、
古屋誠一、牛腸茂雄、ダイアン・アーバス、サルガド、東松照明など有名どころがズラリ。
個人的に古屋氏の作品が好きなのだけど、
ああいう風に妻のポートレートを一点ポンって置かれてもなぁ。。。
妻がどういう状態だったのか背景を知らないとあまり意味がないと思う。あれでは。(氏の写真集)
石元氏の作品はシカゴが有名だけれど、今回は割と最近の「雪のあしあと」が展示されていました。
企画全体としては、なんとなくバラついてる印象を受けましたが、
写真ばかり見てる自分には、久しぶりに絵も楽しむことができて良かったかな。
講談社文芸文庫シリーズの装幀が美しいなぁといつも思っていて、それが菊池信義さんだということを知りました。文字だけでここまで表現できるとは!(しかもあれだけ多くのデザイン!)ドラマチックで、手元に置いておきたいなと思わせる。思わずジャケ買いしてしまいそうです。
例えば、吉本隆明氏の「情況へ」のブックデザイン。「ぼけ体というのは、本と読者の距離関係において成立する手法だといえます。例えば5メートル先から『情況へ』の文字を眺めた場合、なんとなく書名が読めてしまうだろうと思うんです。でも、近づいていくと、通常は書名がクリアにあるはずなのに、逆に文字がぼけていく。自分が了解していたものが、不意に、未知のものへと変貌する一瞬の驚き。そこを演出してみたかった。」
(デザインノート10月号より抜粋)
なんとなく、写真家 杉本博司氏の感覚に近いものを感じる。
タイトルを背表紙ギリギリに配置したりと、距離や角度によって見え方が変化するような手法について、
どうしてこ、こんなことをするのか。
それは、一方的な表現ではなく、強く見る人を得て初めて、あるといえるモノでありたいから。読者と共犯関係を結びたいからなんです。本というモノと読者が出会う場所は書店の棚や平台で、装幀は舞台装置や衣装のようなもの。読者の五感に対して訴えられるはずです。色みがあって、モノとしての存在感があって・・・そして最終的には、文字の力によって、人の目を留め、手に取ってもらうことができる。
(デザインノート10月号より抜粋)
文字の世界は、深い。だから面白い。
時をかける少女、2回目を観にいってきた。
テアトル新宿ではモーニングショーで1日1回しかやってないので、日曜だというのに頑張って行ってきた。 A-BOYに囲まれて朝っぱらから行列です。
昨日、1983年の大林監督・原田知世版「時をかける少女」を改めて観たのですが、
これを観た後だと、あ?これはこういうことだったのね、という感じでもっと楽しめる!
大林監督の「時をかける少女」も、時代を感じさせるけど
原田知世の初々しい演技がたまらなくいい。松任谷正隆の音楽も良かった。
なんか特撮みたい(?)で、タイムリープするところなんかはかなり頑張ってる感があるけど、
内容からして今回はアニメで作って大成功だと思う。
細田監督が演出をした「おジャ魔女どれみ ドッカ?ン!」という子供向けアニメがあるのだけど、その中の40話の話が時かけの内容とかなり似ているらしい。
このアニメ、私の友達の子供が大好きだったのでなんとなく覚えてたんだよね。
あと、細田監督が「スライムもりもりドラゴンクエスト1・2」のCMも手がけてるんですね。個人的に、なんか、うれしい。。。
- WEBアニメスタイル「時をかける少女」応援企画
絵コンテが見れます。特に、ラピュタなども手がけた美術監督・山本氏の美術設定&背景が素晴らしい。
ひとが、現実よりも、理想の愛を知ったとき、
それは、ひとにとって
幸福なのだろうか?
不幸なのだろうか?
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 ドナルド・A.ノーマン(著)
ユーザー中心のデザインの7つの原則を提案。すべてのデザイナーに。