横浜赤レンガ倉庫で開かれている「Printers 光と写真と写真家と」を見に行ってきました。
一つの作品をプリンター自身の解釈で焼き上げる。
プリントも作品の重要な一部なのだと改めて感じさせられます。
撮影して(現像)プリントをする。
やっぱり工程は2つだ。撮りっぱなしじゃない。
プリントしている間は、どれが自分の色なのかいつも迷うのだけど、
こうして客観的に並べてみてみると、
自分がいいなぁ?、心地よいなぁと感じるプリントを見つけることができる。
そんなプリンターさんが何人もいた。
言葉で微妙なニュアンスを伝えられないのが残念なんだけど。
私の写真をプリントしてくれたプリンターさんも出品してました。
圧倒的な写真量で見ごたえも十分。
銀塩写真の美しさを楽しめるオススメの写真展です。
好きな写真家はたくさんいますが、影響を受けた写真家は、考えてみると意外に少ない。
どちらかというと、写真より絵にインスパイアされることの方が多い。
昔の宗教画なんかの光の使い方も好きだ。
私の場合は、なんと言ってもEdward Hopper。影響の大きさは計り知れない。
ホッパーのトーン、光、描かれるシーン、構図、湿度。。。表現したいもの全てがつまっている。
同じような空気を持つ画家はいないかと探してみると、
写真が発明された後、つまり現代のphoto realismに位置づけられる作品に行き着き、
いくつか見つけることができた。
絵にはあまり詳しくないのですが、
そんな私でも入りやすく親しみやすい画家をいくつか。
- Robert Bechtle
記事によると、自分で撮った写真を映写機で写してその上に描くのだそう。
動画でその様子が垣間見れます。
- John Register
記事によると、広告代理店でアートディレクターをしていた彼は、自分の仕事をひどく嫌っていて、とあるミーティング中に、歯医者の予約があると静かに告げその場を立ち、その後職場には二度と戻らなかったそうです。そして、画家になると決心したとか。
ホッパーとの違いは、ホッパーの絵には孤立した人が描かれているが、彼の作品では人は存在しない。観る人が絵の中で孤立する、ということ。なるほど?
- Robert Cottingham
- Alex Katz
- Ralph Goings
あと、写真オークション関連の記事を一つ。
- Gursky’s “99 Cent” Prints Fetch Millions At Auction
アンドレアス・グルスキーの “99 Cent” という作品が、Phillips de Pury & Companyでのオークションで$2 million以上で売れたという記事。生存のフォトグラファーでは最高記録だそうです。
写真美術館で見てきた。
その人はもうこの世にいないのに、遺品や身につけていた下着、口紅などには
生きた証がしっかりと写されている。怖いくらいに。。。
併設のコラージュとフォトモンタージュ展もかなり面白かった。
バウハウス時代もやっぱいいな?。
Tim Eitel : A Stage Tim Eitel
1971年ドイツ生まれ・ベルリン在住の画家。闇や孤独をリアルに描く。