写真家のアーカイブ
3月
01
2007

今月号の雑誌TITLEは新・写真道楽!と題して写真の見方・撮り方・遊び方を特集しています。(買い方も取り組んでくれ?)

面白かったのは、永井荷風の撮った写真。
永井荷風といえば歴史に残る作家ですが、写真の腕もなかなかのもの。風俗史としても楽しめますね。
興味があるかたは雑誌を読んでみて下さい。

写真っていうのは、「名作撮ってやろう」とか、「いい絵ができるかな」なんて思ってしまうのが一番だめな態度。荷風には、そういうところがまったくない。だから写真がよくなる。

・・・いい意味での素直さを持って、小さな感動を撮っているわけだ。
そういう写真こそいいんですよ。それなのに、「ここの光と影の微妙な加減が・・・」なんて言っているようじゃ、大事なものが見えなくなっちゃうだけだよ。

━ 荒木氏の言葉 TITLE4月号より

11月
05
2006

写真美術館で見てきた。
その人はもうこの世にいないのに、遺品や身につけていた下着、口紅などには
生きた証がしっかりと写されている。怖いくらいに。。。
併設のコラージュとフォトモンタージュ展もかなり面白かった。
バウハウス時代もやっぱいいな?。

先日職場で、写真家・森村泰昌氏の超巨大なある作品を目にすることができた。
値段も大きさにもびっくり。
日本の家屋は狭いので、美術館レベルの作品は置くのは難しいのだけど、
買える人はやっぱりいるんだなぁ。

写真を売ることはあっても、買ったことがない私。
実はどうしようか悩んでいる作品がある。。。
カメラ一台買えてしまう値段。どうしようか。

* * *

国立近代美術館に行ってきた。
お目当ての作品は、スティーグリッツによるジョージア・オキーフの肖像(没後寄贈された)だったのだけど
同時に開かれていたモダン・パラダイス展でも写真が幾つか展示されていたので、こちらも見ることにした。

やっぱり、オキーフ!艶かしくて、つややかで、大人の女性の質感が見事に写しだされている。
妻や家族を写した上田義彦氏のat Homeというシリーズがあるのですが、
同じようなトーン・匂いを感じる。(写真展もやってましたね。)

モダン・パラダイス展で展示されていた写真家は、
スティーグリッツ、山中信夫、杉本博司、石元泰博、松江泰治、金村修、石内都、ハリー・キャラハン、
古屋誠一、牛腸茂雄、ダイアン・アーバス、サルガド、東松照明など有名どころがズラリ。

個人的に古屋氏の作品が好きなのだけど、
ああいう風に妻のポートレートを一点ポンって置かれてもなぁ。。。
妻がどういう状態だったのか背景を知らないとあまり意味がないと思う。あれでは。(氏の写真集)
石元氏の作品はシカゴが有名だけれど、今回は割と最近の「雪のあしあと」が展示されていました。

企画全体としては、なんとなくバラついてる印象を受けましたが、
写真ばかり見てる自分には、久しぶりに絵も楽しむことができて良かったかな。

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