今月号の雑誌TITLEは新・写真道楽!と題して写真の見方・撮り方・遊び方を特集しています。(買い方も取り組んでくれ?)
面白かったのは、永井荷風の撮った写真。
永井荷風といえば歴史に残る作家ですが、写真の腕もなかなかのもの。風俗史としても楽しめますね。
興味があるかたは雑誌を読んでみて下さい。
写真っていうのは、「名作撮ってやろう」とか、「いい絵ができるかな」なんて思ってしまうのが一番だめな態度。荷風には、そういうところがまったくない。だから写真がよくなる。
・・・いい意味での素直さを持って、小さな感動を撮っているわけだ。
そういう写真こそいいんですよ。それなのに、「ここの光と影の微妙な加減が・・・」なんて言っているようじゃ、大事なものが見えなくなっちゃうだけだよ。
━ 荒木氏の言葉 TITLE4月号より
PGIで細江英公氏の展示を見に行ってきました。
去年末に写真美術館でも氏の展示がありましたが、
今回の展示では、様々なプリント手法で新たな表現を見せてくれました。
初めて見る手法も多く、ダゲレオタイプ・パピルス/デジタル・ガムプリント・手刷りグラビア・コロタイプなどなど、デジタルでは感じられない古典ならではの暖かさを感じることができます。
何度でも言いますが、古典手法が大好きな私。
食い入るように見ちゃうわ?
DMも素敵でした。
2つ折で中一面鏡のように銀が光ってる。
まさにダゲレオタイプ!
機会があれば是非足を運んで見て下さい。
横浜赤レンガ倉庫で開かれている「Printers 光と写真と写真家と」を見に行ってきました。
一つの作品をプリンター自身の解釈で焼き上げる。
プリントも作品の重要な一部なのだと改めて感じさせられます。
撮影して(現像)プリントをする。
やっぱり工程は2つだ。撮りっぱなしじゃない。
プリントしている間は、どれが自分の色なのかいつも迷うのだけど、
こうして客観的に並べてみてみると、
自分がいいなぁ?、心地よいなぁと感じるプリントを見つけることができる。
そんなプリンターさんが何人もいた。
言葉で微妙なニュアンスを伝えられないのが残念なんだけど。
私の写真をプリントしてくれたプリンターさんも出品してました。
圧倒的な写真量で見ごたえも十分。
銀塩写真の美しさを楽しめるオススメの写真展です。
Alex Katz Alex Katz
若い芸術家に影響を与え続ける現代美術家の画集。シンプルかつ大胆な構図は一度見たら忘れられません。